2008年03月05日

たばこ増税論議に一言

 

 『【正論】日本財団会長・笹川陽平 9兆5千億円の新たな税収』

 とmsnの産経ニュースにタバコの増税に関する記事が載っていました。

 記事中に、日本もタバコ1箱1000円にするよう提案されていました。

 

 
 諸外国からみても、日本のタバコはかなり安いほうですが、その安さも税率が

 低いからだそうです。


 2007年のタバコの税収が約2兆2000億円、タバコを一箱1000円にした場合の

 税収を試算すると9兆5000億円の税収増が見込めるらしいです。


 ただ、一箱1000円になった場合、喫煙者の多くは禁煙するでしょうからこの試算

 は取らぬ狸の皮算用になりかねませんが、いつも財政が悪化してくるとタバコや

 消費税ばかりに目をつけられてしまっています。


 私は喫煙者ですが、タバコを1000円にするのに、文句はありません。

 払わなければいけない税金ならきちんと払います。

 但し

 むちゃな税金の上げ方を国がするなら、国にも税金の使い道を全てあきらかに

 してほしいです。



 だって、一般家庭でだって

 「ねえお父さん、今月家計が赤字になっちゃったのよね~」

 「母さん、何にそんなに使ったんだい?」

 「これが家計簿よ」

 「収支が2万円合っていないが、これはなんだい?」

 「えっ?そ・それは~ 春物のスカートがあってね、つい買っちゃったの・・・」

 こんな夫婦の会話が実際されているご家庭があるかもしれませんが、

 
 一般家庭では、収入を見て支出を考えていきますが、国の場合どうして

 支出のうち不透明なものはそのままで、収入が足りなくなってきたからと

 すぐ増税をしようとするのか凄く疑問です。


 国民が支払った年金保険料を流用して建てた施設も然り、

 外務省の外交機密費も然り、

 経済活動の無い特殊法人への税金の流用も然り、

 役人のカラ出張も然り、


 挙げればキリが無いほど、不透明な税金の使われ方が多いのは、日本が

 大統領制では無いから、政治に対する関心が低いからでしょうか?


 タバコに対する増税から話が飛躍してしまいましたが、さっきも書いた通り、

 タバコの増税に反対なのでは無く、増税して国の収入を増やそうとするなら、

 国の支出、地方自治体の支出も国民に理解できる形であきらかにして欲しいです。  
タグ :タバコ増税

Posted by ベンチャー企業のマネージャー at 11:06Comments(8)