2009年06月24日

ゴルフクラブは力学上、不自由だ!

 

 小学生の頃、理科の授業で『てこの原理』を皆さん習ったことがあると思います。

 支点、力点、作用点のアレです!


 普段ゴルフをしないベンマネがゴルフクラブのことをとやかく言うのもおこがましいの

 ですが、とても気になってしまいましたので記事にしちゃいました。




 ゴルフクラブは力学上、不自由だ!

 これはウッドと呼ばれるクラブの図ですが、ゴルフ上達の為の本やネットなどでは

 教える方によって支点、力点、作用点の解釈がバラバラです。


 ベンマネの独りよがりの解釈として、図の左端、ボールが当たるヘッドのフェイスの部分が

 作用点で、手で握るグリップが力点、グリップから繋がるシャフトとヘッドの接合部の

 ネックと呼ばれるところが、支点だと思います。


 そう考えると、力点の延長線上に支点があるものの、作用点がその延長線上に無く、
 
 少しズレたところに作用点がある構造になっています。

 この構造では、スイングしたときのシャフトのしなりによってボールが当たる部分のフェイス

 を真っ直ぐボールに当てるには、しなりとタイミングを合わせるしかなく、そのタイミングが

 合わないと、左に曲がるフックが出たり、右に曲がるスライスが出たりするのは当然だと

 思います。


 イメージしていただきたいのが、真っ直ぐなシャフトの先にフェイスがあるわけではないので、

 遠くへ飛ばそうと力んでスイングを速くすればするほど、ヘッドがトップスピードに達する前に

 ボールにフェイスが当たるので、シャフトのしなりからフェイスが開いた状態になりスライス

 しやすくなり、逆にそれを修正しようとしてヘッドのトップスピードをボールの手前に持ってき

 すぎるとフェイスが閉じた状態になり、フックが出やすくなるんだと思います。


 なぜ、パター以外のクラブはシャフトの延長線上にフェイスがないのでしょうか・・・・・・

 シャフトの延長線上にフェイスがあれば、フェイスをほぼまっすぐボールに当てることができ、

 だれでも簡単にまっすぐボールを飛ばすことができると思うのですが・・・・・・



 でも、財団法人日本ゴルフ協会のゴルフ規則を調べてみると、付属規則Ⅱにゴルフクラブの

 デザインに関する規則があり、無理なんですよね号泣


 ゴルフクラブは力学上、不自由だ!

 この規則によると、パター以外のクラブは、ヘッドのお尻部分のヒールがシャフト中心線から

 15.88mm以内に収まっていなければいけないそうです。

 ですから、ベンマネが言うようなシャフトの延長線上にフェイスがあるクラブは存在しては

 いけないそうです。


 なんて不自由な規則なんだろうと思いますが、ルールがあってこそのスポーツですから

 仕方ないですよね・・・・・・


 ホント普段ゴルフをしないベンマネが言うのも変なんですが、一時期は高反発のフェイスに

 規制が入り、ボールの飛び過ぎを規制し、個人で楽しむ分には問題ないが、競技会など

 では使えないクラブなんてのもありましたが、それと同じように初心者でもプライベートプレー

 を楽しむ為に、初心者が使っても真っ直ぐボールを飛ばすことができる、グリップとシャフトと

 フェイスが一直線上にあるクラブがあれば、接待ゴルフで仕方なくゴルフをやる方でも、

 ボールが変な方向へ飛んでしまい、取引先の方にご迷惑をかけることも少なくなるのでは

 ないでしょうか。
 


Posted by ベンチャー企業のマネージャー at 13:00│Comments(0)
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