2008年12月01日

うつ早期発見で自殺予防

 


 先日の新聞記事ですが、気になりましたので記事にしました。

 師走の最初の記事が『うつ早期発見で自殺予防』というタイトルの

 記事は若干重い内容ですが、現代のストレス社会では、見過ごせる

 ほど、小さな問題ではありません・・・・・・




 
 うつ早期発見で自殺予防

 なんでも、2004年~2006年の豊田警察署管内での被雇用者の自殺は

 全国でも多く、行政もよやく『対策推進協議会』を2010年を目処に設置する

 そうです。


 もっとショッキングな予測を挙げると、1996年ハーバード大学公衆衛生大学院と

 世界保健機関(WHO)および世界銀行が行った『全世界的規模からみた疾患
 
 による経済的損失』によると、うつ病は、疾患そのものによる損失や患者の

 社会活動の低下などで受ける社会的損失の大きさから見ると、4番目に挙げら

 れており、2020年にはうつ病は心臓疾患に次いで2番目になると予測されてい

 ます。
 うつ早期発見で自殺予防


 私は医師でもありませんから明確な表現は出来ませんが、職場環境や生活環境、

 食生活や生活のリズム、ストレス、人間関係などが原因と言われている『うつ』・・・・


 精神的な疾患なので外からは分かりにくく、周囲の人からも理解されにくい病気

 です。


 「そんなの、心が弱いからだ!」と言う方もいるでしょうけど、私からすれば

 かぜをひいた方に「免疫が弱いからだ!」と言っているのと同じことだと

 思います。

 人それぞれが個性が違うように、様々な因子で病気として表に現れる場所が

 違うのも、その人の個性だと思います。


 ストレスから、胃痛が出る人。腰痛が出る人。下痢を起こす人。免疫が落ちて

 風邪をひく人・・・・・


 
 話が逸れてしまいましたが、社会問題にもなっている『うつと自殺』。

 周囲の人が気付くことが出来たり、もう少し理解することができると

 うつから自殺へ発展せずに済むような気がします。


 病気は何でもそうですが、『早期発見、早期治療』です。特に原因もなく

 気分がすぐれない。気持ちが落ち込んだりイライラして落ち着いていられない。

 など、今までの自分とは少し違う・・・でも自分ではどうしようもできない・・・と

 思う不調があるときは早めに心療内科や神経内科などの専門医を受診する

 ことをお勧めします。





            ベンマネO型自分の説明書
           『時々、謎の「暗~い気持ち」がやってくる。
            でも、翌日にはフツーに戻ってる。
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Posted by ベンチャー企業のマネージャー at 09:15│Comments(16)心の健康
この記事へのコメント
鬱病は本当に怖いと思います

知り合いに重度の鬱病の方がいましたが

今日も生きててくれたかなとか
朝は ちゃんと寝れたかなとか
毎日 心配でした

心の病は 怠け病と思われがちですが
頑張り過ぎた故の病だと思います

本人はとても苦しんでいます
「今は人生の充電の時だから ゆっくりしよぉね」 という気持ちで回りが見守っていくのも大事だと思います
Posted by ミポリーヌ at 2008年12月01日 09:27
「うつ」にも色々あり、またその症状を
見極めるのも難しいんですよね・・・・
私は、これまでに結構見てきたり、
現在お客さんのいらしたりと、「うつ」
に接することが多いのですが・・・・
その対応には悩まされます!!
難しい病気です。
Posted by きたのその家 at 2008年12月01日 10:48
自分は大丈夫と思っているのですが…
気を付けていても
うつ病になってしまう人もたくさんいるのでしょうね。
Posted by あずき庵 at 2008年12月01日 15:19
たしかに豊田は自殺が多いですよ。
葬儀屋さんの私がいうのだから間違いありません。
最近なぜ鬱で自分の命を絶ってしまうのかわからなかったのが
なんとなくですが、わかってきました。
結局のところ「病気」なんですね。
Posted by フューネ三浦フューネ三浦 at 2008年12月01日 15:25
自分ではなかなかわからなかったりするんですよね
私も他の人から、「人が変わったようだった」って言われました
確かに、その時期は結構精神的に追いつめられてたんですけど
周りの人に支えられてたから戻れたような気がします。
Posted by MINIMINI at 2008年12月01日 21:59
こんばんは、“隊長”です。

ラジオでよく“つボイ”さんが「鬱は絶対に直ります。気長に・・・」って言っています。

治療は、病気である現状を認めるところからスタートと言いますから、“高島 忠夫”さんの病気であった事の告白は意義があったと思います。

では、また。(^0^)/~~ バイバイ
Posted by 草野球チーム・自営隊 “隊長” at 2008年12月02日 00:53
ミポリーヌさんと同じ気持ちです。
私にも身内に心の病が実はいます。
かなり長期戦で大変ですが、気長にいってます。
Posted by チャッピーちゃんチャッピーちゃん at 2008年12月02日 06:20
ミポリーヌ 様

仰るとおりですね。
自律神経が関与しているうつは、自分ではどうしようも
ないことが多いですから、まずは自分も周りもうつの
事を理解して、気長に治すことを心がけないといけませんね。
Posted by ベンチャー企業のマネージャーベンチャー企業のマネージャー at 2008年12月02日 09:54
きたのその家 様

ホント難しい病気だと思います。
その苦しみは本人さん以外には分かりませんし・・・
症状も十人十色ですから、周りも気長に見守って
いくひつようがありますもんね。
Posted by ベンチャー企業のマネージャーベンチャー企業のマネージャー at 2008年12月02日 09:56
あずき庵 様

うつの予防は色々ありますが、先ずはバランスの取れた食事と
規則正しい生活習慣ですね。
忙しい現代人にはなかなか難しいかもしれませんが、
入眠時間を毎日一定させることは、自律神経を正常
に保つ最低限必要なことですからね。
Posted by ベンチャー企業のマネージャーベンチャー企業のマネージャー at 2008年12月02日 09:59
三浦社長 様

自分のからだなのに、自分ではどうしようもなくなって
しまうのが、うつの怖いところです。
治療も結構長期間を要したりしますので、日頃から
生活習慣に気をつけなくてはいけませんね。
Posted by ベンチャー企業のマネージャーベンチャー企業のマネージャー at 2008年12月02日 10:03
MINI 様

ご経験があるんですね。
私も知人に経験者がいて、その時は
周りにいるこちらも辛かったのを覚えています。
Posted by ベンチャー企業のマネージャーベンチャー企業のマネージャー at 2008年12月02日 10:17
草野球チーム・自営隊 “隊長” 様

私も同じで治ると思います。
隊長の仰るとおり、自分自身と周りがうつの事を
理解することによって、治る道が開けると思います。
Posted by ベンチャー企業のマネージャーベンチャー企業のマネージャー at 2008年12月02日 10:41
あー、鬱ですか・・・・去年まだ社員をしているときになりましたね・・・・
これは本当に自分ではどうしようもなくなります
鬱は脳神経を活発化させる一種のホルモンの分泌が極度に低下するもので、そのせいでやる気がなくなったり、悲観的になって、全く動けなくなったりする、立派な病気ですね

まじめで、責任感が強い人がなりやすいそうです
ということは私はまじめで責任感が強かったようです(笑
Posted by M/F ART at 2008年12月02日 10:49
チャッピーちゃん 様

そうなんですよね。
本人も周りも気長に治す理解が必要なのがうつですもんね。
Posted by ベンチャー企業のマネージャーベンチャー企業のマネージャー at 2008年12月02日 11:05
M/F ART 様

M/F ART 様もご経験者なんですね。
仰るとおり、真面目で責任感の強い方が多い傾向
にある病気ですよね。
手を抜くことが出来ない、生真面目な方が追い込まれて
うつになってしまう・・・・・
そんな世の中のほうが間違っている気がしますが、
いい加減ではなく、『良い加減』で物事に取り組む
くらいが丁度良いのかもしれませんね。
Posted by ベンチャー企業のマネージャーベンチャー企業のマネージャー at 2008年12月02日 11:12
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うつ早期発見で自殺予防
    コメント(16)