益富中学校PTA会長の憂鬱１

過去の記事で、『PTA副会長の憂鬱１』を書いたっきり、その後全然PTA

活動に関する記事を書かずに、既にあと数ヶ月でPTA会長も退任となります

この記事を読んで下さる方の中で、今後PTAの役員さんを受任するかたが

いらっしゃるかどうか分かりませんが、ベンマネがどのような気持ちで、

PTA役員を行なってきたのかを知っていただき、少しでも参考になればと

記事にします。

３年前のこの時期には、既に翌年の4月から娘が通う豊田市立益富中学校

で、PTA（実際の名称は育友会です）の副会長になることが分かっており、

今年の4月からは会長として今までやってきました。


小学校と中学校、それから地域によって違うとは思いますが、PTA役員の

経験が無い方の多くには、『大変そう』『忙しそう』などマイナスイメージ

が多いのではないでしょうか。


体験主義のベンマネは役員を受ける時にも、「やってみなければ分からない

のだから！」と別段不安もプレッシャーも無く引き受けました。


PTAの役員だからと言って、何か特権があるわけでもないですし、簡単に

言えば学校と保護者の間に入り子供たちの為になるよう働きかけるボラン

ティアなんですから。


PTAの役員をしているからといって、出張を制限したりしませんから、

当然出張で出席できない行事や役員会などもありました。当たり前ですが

それでも問題無く行事や役員会は進行出来ます。


仮に、役員を一人で行うととても大変ですが、益富中学校の育友会の場合、

会長1名、副会長3名、書記2名、会計1名の7名体制ですから、例え会長の

私が欠席しても代役で十分カバー出来ますし、カバーできるような準備さえ

しておけば代役をしてくれる役員さんにも不要なプレッシャーを掛けること

もありません。


今年度一年かけて、教頭先生と取り組んだ事柄があります。それは

・選ばれた方でなく、誰にでも役員ができる。
・役員、地区理事さんの参加する役員会や理事会などの会議を減らす。

というちょっとした改革です。

過去の良い慣例は踏襲すればよいのですが、無駄は省き無理をしない

ことが今後の役員になられる方たちにとっても、『不満』とならず

誰にでも引き受けていただけると思っているからです。


子供の数が減少傾向にある益富地区は、当然親の数も減ってきます。

『PTAって大変！』なんて悪い噂はすぐに保護者の間で回ってしまい

ますから、なかなか次年度候補者を探すのも苦労しますが、ベンマネが

行なったように、少しずつでも無駄なものを省いてやりやすい環境を作

っていけば、悪い噂も出ず候補者探しに難航することも徐々に改善して

いくのではと思っています。


現在、会長をしているベンマネが言うと嘘くさいのですが、「PTAの

役員って全然大変ではないですよ！」

事実PTAの副会長、会長を歴任してカミさんに愚痴をこぼしたことは

一度もありませんし、ベンマネ自身、大変だと思ったことがないから

です。


資料など作成物が多いように思われがちですが、過去の資料データの

手直しだけで済みます。ベンマネは会議を減らしたり、保護者の数が

少なくなり過ぎた自治区の統合などちょっとした改革を進めていまし

たので、別途資料を作成することはありましたが、特に改革もすすめ

なければ、会長に受け継がれる資料のちょっとした手直しで済みます。


幸運なことにベンマネは1年目副会長、2年目会長と1年目はPTA活動

を観察出来、2年目は1年目に感じた無駄や改善しなければならない点を

改革出来る立場にいましたので


口べた（？）なベンマネが苦労したのは、PTA総会時の会長就任挨拶くらい

です

会長就任の一番最初の挨拶で、総会に集まった多くの保護者の方たちの前で

原稿を読むのもいかがなものですから、ちゃんと練習しました

それ以外の理事会のを始める前の会長挨拶や、クリーン活動の時に集まった

保護者の方達への挨拶はアドリブで済ませましたし、来年の卒業式や入学式の

祝辞は祝辞用紙に書き込んだものを読むので、原稿の作成だけで済みます。

4月の総会の会長退任の挨拶も、出だしと締め以外は2年間役員を行なって

全然大変では無かったことをアドリブで話そうと思っています。


長々と書きましたが、機会があればPTAの役員さんは引き受けてみると

楽しいですよ！

（実際下の娘がまだあと2年益富中学校にお世話になりますので、その間
　役員をやってもいいと思うくらい、ベンマネにとって大変ではありません）