2010年08月23日
Zippoの芯交換
十日ほど患っていた口内炎が徐々に快方へ向かってきたベンマネです。
夏バテというほどでは無いにしろ、免疫力が落ちていたのは、口内炎が治りにくい
のをみると、確かなようです。
さて、このブログ上で必要に駆られてと言いましょうか、単にベンマネの個人的
興味と言いましょうか、デュポンライターや機械式時計などいろいろな物を分解
してきました。
今回はZippoライターです。
このZippo、実は購入したのは高校一年生の頃ですから、既に26年経っています。
と言っても、高校時代からタバコを吸っていた訳ではありません。
当時マッチやガスライターしか知らないベンマネにとって、『オイルライター』は
とてもまぶしい存在で、どうしても欲しい物の一つでした。
さてそのZippoを以前、芯を引っ張って焼け焦げた部分を切り取ろうとしたとき、
引っ張りすぎて、芯が全部出てきてしまい、
「あ~あ!」
と思いつつもそのままにしていたのを思い出し、掃除を兼ねて新しい芯に交換
することにしました。
使わなかった期間が長くて、Zippoの材質『真鍮』の酸化カス(サビ)も浮いて
います。
そのサビやフリント(火打石)の燃えカスなどをティッシュや綿棒を使って
綺麗に掃除します。
で、新たに買ってきたフリントと芯で、またZippoを使えるようにします。
芯を袋から出すとこんな感じ
芯が入っていた台紙の裏にはきちんと取替え方法も記載されています。
さて、実際の方法ですが、
①ケースからインサイドユニットを引き出す。
②インサイドユニットのスプリングネジを緩めて外す。
③インサイドユニットからフェルト・パッドを外す。
④インサイドユニとから綿(レーヨン・ボール)外す。
*この時ピンセットが必要になります。
⑤新しい芯を取り付けます。
*この時ちょっと長めに芯を出しておいても、あとから切ることが出来ます
ここまでの状態がこんな感じ
で、④から逆に組み立てていきます。
するとこんな感じになります。
フェルト・パッドをはめ込んで、こんな風に飛び出ていても気にしなくて大丈夫!
ケースにインサイドユニットを押し入れれば、使っているうちに馴染みます。
長めに出しておいた芯は、ハサミなどで適当な長さに切ります。
フリントとオイルを入れて、しばし待ちます。
長期間使っていなかったオイルライターに、オイルを入れてもすぐには着火でき
無いと思います。
オイルがレーヨン・ボールに馴染み、芯にまで到達するには少し時間が必要です。
この時、早く使いたいからとオイルをたくさん入れすぎると、オイル漏れを起こす
原因になり、ベンマネも経験があるのですが、オイル漏れを起こしたままジーンズ
のポケットに入れておくと、漏れたオイルでオイルかぶれを起こします。
さて、そろそろいい具合にオイルが馴染む頃なので、久しぶりのZippoの着火!
流石にアメリカのZippo社が『永久保証』を実践しているだけあって、フリントと
オイルを切らさなければ、Zippoは確実に着火できます。
Posted by ベンチャー企業のマネージャー at 09:30│Comments(0)
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