毎夜襲われる目眩
持病をお持ちの方は、持病の大小は合っても
割りと多いのではないかと思います。
二年前の春、朝目が覚めて起き上がると猛烈な
目眩に襲われました。
医師の診断は『良性発作性頭位目眩症』
老化や過労、ストレスが原因で起こる良性の
目眩です。
立っているのか、斜めなのか、寝ているのか、
体の方向を感知するのは、耳の奥にある
三半規管という器官ですが、その中には
耳石(じせき)と呼ばれる石が入っていて、
三半規管の内側に当たることで方向を感知します。
老化や過労、ストレスなどにより三半規管の
内側の細胞が剥がれ落ちたりすると、
その細胞と耳石の二つが三半規管の
内側に当たる事になり、感知機能がエラーを
起こし、それが目眩として現れます。
ですから、酒も飲んでいないのに、
目の前の景色がグルグル回ります。
この『良性発作性頭位目眩症』の場合、
人それぞれで目眩の起こらない頭の方向が有り
その方向でじっとしていると目眩も起こらず
楽なのですが、医者からすると目眩の起こる方向に
頭をおいて目眩を起こして早く慣れるほうが
良いとの事でした。
ただ目眩には色々な種類が有り、重篤な病気の
サインだったりする事も有りますから
おさまらない目眩の場合は耳鼻科などの専門医に診て
もらうのが良いと思います。
私の場合、就寝する時や上を見上げるような
頭を地面と平行な位置にすると2〜3秒程度の
目眩を起こします。
ですから、今でも毎晩目眩に襲われています。
もう目眩には慣れましたがあまり気持ちの
良いものではありませんけどね。
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