さて、今回のInspiron1520には320GBの大容量HDDに載せ換えましたので、
容量には余裕があります。
そこで、HDDを一つとして使うのでは無く、パーテーションを区切って3つに
分けました(以前のLavieは2つに区切っていました)
1番目のCドライブは71.2GBにしてあり、WindowsXPとアプリケーションソフトが
インストールしてあります。
2番目のEドライブは主に、作成データの保存場所として使う為に175GBにして
あります。
3番目のFドライブは51GBにしてあり、ボリューム名称も『SUB WindowsXP』
この名前でピンとくる方もいらっしゃるかもしれません。
そう、『HDDに掛けた保険』設定というのは、OSをもう1箇所にインストールして
『Dual Boot』(デュアルブート)にしてやることだったんです。
この『Dual Boot』、Windowsでは10年くらい前にWindowsMeが出たころ、
Windows98とDualBootにして遊んでいましたが、一つのPCで2つのOSを選択的
に選んで、使えるという便利なのかそうでないのか分からない機能です。
現在は、MacがIntelのCPUを使うようになり、Windows OSとMac OSの両方を
インストールしておけるソフトが出て、こちらは便利な機能だと思います。
話は逸れましたが、なぜ今回同じWindowsXPをDualBootにしてあるかというと、
例えば使ってくうちに、一方のWindowsの不具合でパソコンが立ち上がらないことが
あった場合でも、2つインストールしてありますので、もう一方を立ち上げてパソコン
を使えるようにしてやる為の『保険』的な設定です。
ただ、Dual Bootをご存知の方はその欠点もご存知だと思いますが、パソコンの起動
の時に次の画面が出てきます。
ここで起動させたいほうを選んでやるのですが、同じ『WindowsXP』ですから、名前の
違いはなく、Cドライブの方を先にインストールしましたので下段がCドライブのほう、
上段が後からインストールしたFドライブのほうになります。通常はCドライブのほうの
XPを起動したいので、毎回下段を選ぶ手間が発生してしまいます。
まあ万が一が無いにこしたことはありませんが、万が一の時には威力を発揮しそうです。