ベンマネのコダワリ(XPS17 グラフィックボード)

ベンチャー企業のマネージャー

2012年02月20日 10:30

お早う御座います。

ベンマネのコダワリが3回続くと、さすがに飽きてしまわれるかもしれませんが、

今回がXPS17をアップグレードした時の最後のコダワリですので、お付き合い

下さい


昨日お見せしたXPS17の仕様書の続きがこちら



この仕様書の中段位に

『NVIDIA GeForce GT 555M3GB Optimus搭載』

とありますが、これがグラフィックボードです。

通常XPS17のスタンダードなグラフィックボードは

『NVIDIA GeForce GT 555M1GB Optimus搭載』

です。

間違い探しのようですが、555Mの後ろ3GBと1GBはグラフィックボードが

搭載しているメモリの容量です。


この容量が大きいほど複雑な描画を短時間で行なってくれますので、画面の切り

替わりが早いということになります。


とここで、

「ベンマネ仕事の合間にネットゲームとかする為か!」

と、PCに詳しい方に突っ込まれそうですが、確かにグラフィックボードのメモリ

が大きいほうが多彩な色を使い画面切り替えの早いゲームに向いていると思います。

ただ、ベンマネはPCでゲームはしません


このブログページの上段にもベンマネの仕事が書いてありますが、ベンマネの会社は

医療機器のメーカーです。

仕事上で圧縮波形と呼ばれる高さ2、3mm程度の心電図波形を30分ぶんを1ページに

描画する時、やはりビデオボードの性能次第で早く描画できるかそうでないかが分か

れる為、より大きなメモリを持つビデオボードにしました。


今回ビデオボードをアップグレードする時、ちょっと気になったのが『Optimus搭載』

の文字です。

「Androidのスマホじゃないだろうな~~」

なんて思いながら調べてみると、韓国のLGエレクトロニクス社製スマホのことでした!




と言うのは冗談で、NVIDIA社が独自に開発した機能だそうです。

詳しく書くと長編になりますので簡単に説明すると


元々パソコンのCPUには描画機能が付いておりIGPと言います。

このIGPは消費電力は少ないのですが、その分描画性能は落ちるそうです。

かたやグラフィックボードに搭載されているCPUに当たる部分をGPUと言います。

GPUはIGPに比べ描画性能は良いのですが、消費電力が大きい欠点があるそうです。

簡単な描画ならIGP、複雑な描画ならGPUと切り替えて使いたいのがユーザーです。

これまでのグラフィックボードの進化の中で、昔はBIOSの設定で切り替えなくては

IGPとGPUの切り替えができず、切り替え時に再起動をしなければいけなかったようです。

その後、スイッチで切り替えが出来るように進化しましたが、切り替え時に5秒ほど

画面が真っ暗になることに慣れていないユーザーが、故障と思い込むクレームが多く

あったそうです。

そこで開発されたのがOptimus技術、ユーザーは何もせずPCが必要に応じて切り替え

てくれるそうですので、バッテリーの駆動時間を伸ばすことができるようになったんだ

そうです。


技術の進化っていいな~と思うベンマネでした


XPS17に関してのベンマネのコダワリは以上で終わりです。

次にPCの事を記事にする時は、XPS17が届いた時のしようとは思っていますが、

待ち遠しくてDELLでの現在の進行状況を記事にするかもしれません

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