コレクション:ギザ10
ギザといっても、しょこたんが使う最上級の意味では
ありません
いわゆる
『ギザ10』
周りにギザギザのある10円玉です。
子供の頃から集め初めて、やっと563枚集まりました。
内訳は
発行枚数
二十六年・・・・30枚 101,068,000枚
二十七年・・・141枚 486,632,000枚
二十八年・・・144枚 466,300,000枚
二十九年・・・188枚 520,900,000枚
三十 年・・・・・38枚 123,100,000枚
三十二年・・・・12枚 50,000,000枚
三十三年・・・・10枚 25,000,000枚
です。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、『三十一年』は
作られていません。
諸説あるようですが、造幣局に聞いた人がいらっしゃった
ようで、そのときの返答がこちら、
「経済状況の変化に応じて貨幣需要(市中での流通量)は
大きく変動しています。
こうした貨幣需要の変化に応じて、造幣局が毎年製造する
貨幣の数量(貨幣全体の製造枚数及び貨幣の種類別の
製造枚数)も変動しています。
結果として昭和31年には10円貨幣が製造されなかったと
いうことになります。なお、造幣局は貨幣を製造する機関で
ありますので、貨幣の発行等の政策については、大蔵省
理財局にお問い合わせ下さい。」
という返答だったようです。
発行枚数の少ない三十二年や三十三年は価値があるよう
ですが、コレクターとしては、絶対に売りに出したりはしません。
最近の自動販売機では『ギザ10』を受け付けてくれない機械
もあるようですが、もともと硬貨の側面にギザギザがあるのは、
その当時の高額貨幣である証にギザギザが付けられていた
そうです。
34年からギザギザが無くなったのは、既に30年から50円
硬貨が発行されていましたし、32年からは100円硬貨も
発行されるようになりましたので、高額硬貨では無くなって
いった為でしょう。
「ギザ10を集めても意味があるの?」
と聞かれることがありますが、コレクターにとって集めること
自体に意味がありますので、これからも『ギザ10』コレクター
は辞めないと思います。