百福

ベンチャー企業のマネージャー

2010年03月31日 10:00

 

 昨日は、5時半起きで7時出発の大阪出張でした!

 し・か・も!

 打ち合わせが長引き・・・・・・・・・・

 帰ってきたのは、午前1時過ぎ

 それでも、ベンマネの出社時間の7時40分(自主的な出勤時間なんですけどね)には

 出勤しています。


 今日は頭が働かないかも



 

 さて、温めていたわけでもありませんが、以前見つけて『買い!』だと思ったカップラーメン

 『百福』についての記事です。


 実は、まだ食べていませんので、味に関するコメントはありません

 「じゃあ、記事にするな~~~~~!」

 と言われそうですが、どうしても百福を記事にしたかった理由があります。

 それは、『インスタントラーメンの父』と呼ばれている日清食品創業者、安藤百福さんの

 記事を書きたかったからです。

 

 世界初のインスタントラーメンと言えば?

 
 ご存知の方も多いかと思いますが、『チキンラーメン』ですね。

 では、カップヌードルがなぜ誕生したのか知っていますか?

 と聞かれると、答えられる方はそう多くないと思います。

 それは、スーパーマーケットの店員のちょっとしたアイディアから生まれたそうです・・・・



 1958年のチキンラーメンの発売以降、急速に売り上げを伸ばしていた安藤百福さんは

 1966年インスタントラーメンのアメリカ進出を目論んで渡米しました。

 ただ、当時アメリカに『どんぶり』が無かった為、お湯を注いで食べられるインスタント
 
 ラーメンをどうアメリカ人に理解してもらうかを苦慮していました。

 ある日、スーパーマーケットの店員がチキンラーメンを半分に折ってカップに入れて

 お湯を注ぐのを見た安藤百福さんは、「どんぶりが無いなら、どんぶり付きのインスタント

 ラーメンなら、お湯を注ぐだけじゃないか!」と思ったとか、思わなかったとか・・・・・・

 とにかく、その店員の行動を見た安藤百福がその後1971年にこれまた世界初の

 『カップヌードル』を販売しました。



 カップヌードルが爆発的に売れ出した事件といえば、やはり『あさま山荘事件』ではないでしょうか。

 警察隊員用に運ばれて来た弁当が、寒さの為凍ってしまい、やむなく発売されたばかりのカップ

 ヌードルが隊員達に配られ、寒い中隊員達が湯気の立ち上るカップヌードルを美味しそうに食べている

 ところを、事件報道ともに放送され、日本中に宣伝する形となり、1971年の売り上げが2億円に対し

 1972年は実に33倍の67億円になったんだそうです。


 安藤百福さんの生誕100年を記念して発売された『百福』。

 ちょっともったいなくていまだに食べていませんが、インスタントラーメンの父の名が冠された

 商品なので、きっと美味しいと思います。