老若男女を問わず、生活をしていれば一定のルールはあります。
ベンマネが中学生だった、今から25年以上前の中学校の校則にも、学校指定の
制服や、裏地に派手な刺繍が禁止されていたり、今もその頃と同じヘアースタイル
ですが、男子は坊主頭で頭皮に手をあてて頭髪を指で挟んだ時、指の間から
頭髪が出る長さは×だったり。様々な校則がありました・・・・・・・・
先日の新聞で「えっ?」と思うような校則がありました。
中でもベンマネが「えーーーーーーーーーっ?」と首をかしげたくなる校則がこれ
『下駄のような音が出る履物は禁止・・・・・』
最近は制服もおしゃれになって、『バンカラ』な学生もいないでしょうから、下駄を
履く若者もいないのではないかと・・・・・・・
ベンマネはこの時期プライベートはほぼ『下駄』ですから、下駄はベンマネの必需品
ですが、確かに歩くと下駄の音は大きいですから、学校ではマズイのかも
でも、校則に限らず規則って安全に生活を送るうえで必要な『ルール』ですから、
未成年者が規則を疎ましく思うのは勝手ですが、大抵の校則で禁止されている
『茶髪や化粧』など大人になってからでも十分楽しめる事は中学や高校のうちは
校則を破ってまですることはないと思うのは、ベンマネの考え方がオヤジ化して
しまったからなのでしょうか・・・・・・・・・・
ベンマネが大学4年の時に行った教育実習で、最終日にそれまでお世話になった
担当のクラスの子たち(高校1年ですが)にこういう話をしました。
「花にはそれぞれ、咲く季節があります。
暑い夏には夏の花が、寒い冬を越えて春に咲く花もあります。
本来の季節以外で咲かせようとすると、お金も労力も掛かります。
君達は今16歳ですから、16歳の自分の花を咲かせて下さい。
無理して、今咲かせるべきでない花を咲かせる必要はありません。
また、きちんと育てないと、綺麗な花が咲かないように、努力すれば
努力した分、大きな花が咲きます。
今やるべきことを、しっかりやって大人になるまでに色々な花を
咲かせて下さい。」
今思うと、かなりクサイというか、今の若者からすればウザイのかも
しれませんが、若気の至りで言えてしまったんですね~
よく「規則で縛ると個性が無くなる・・・」という大人がいますが、
規則で縛ったくらいで無くなる個性なら、そこまでのものだと思いますし
現代より昔のほうが規則は厳しかったと思います。
子供の頃からの規則が緩くなったからなのか、それとも大人が規則をまもらせ
られないからなのか、犯罪の低年齢化と凶悪化は進む一方に見えます。
子供と大人の違いは『自己責任の範囲』だと思います。
子供がいくら大人の真似をしても自分で責任のとれる範囲はごく僅かです。
逆に大人は子供が出来ない事が、何でもできるように子供から見えるのかも
しれませんが、全て自分で責任を負わなければいけません。
この差が分からないから子供なのかもしれませんが・・・・・・・
話がいろいろとずれてしまいましたが、子供に対する規則は作っただけ
では意味がなく、どう守らせるかがポイントだとベンマネは思います。