エコポイントの交換商品はお得なんだろうか?

ベンチャー企業のマネージャー

2009年06月26日 09:30

 

 グリーン家電普及促進事業の『エコポイント制度』、地デジ対応テレビや省電力の

 家電への買い替えを目論んで、政府が打ち出したものですが、対象家電の省電力

 の度合(エコ度合?)に応じて、エコポイントが付与され、そのエコポイントを商品や

 商品券などに交換できる仕組みです。


 先日の新聞で交換商品の一例を見ましたが、果たしてお得なんだろうか・・・・・・




 

 記事で出ていたのはあくまで一例でしたが、ポイントの交換率が、1ポイント≠1円でない

 交換商品があるんですね~


 例えば『TOICA』、私も首都圏や大阪方面でのJR利用に便利ですから持っていますが、

 13500点のエコポイントで交換できるのが、12000円分・・・・・・

 差額の1500点が手数料や送料などに使われるそうですが、「やはりJRは殿様商売か!」

 と言いたくなるほど、高額な差額をとられます。


 エコポイントのホームページで調べてみると、様々な商品や商品券、電子マネーへの交換

 も出来るようです。


 中には等価交換出来る商品もありますので、エコポイントはお得に見えるのですが・・・・

 
 エコポイントはグリーン家電に指定されている、エアコン、冷蔵庫、地デジ対応テレビを購入

 するだけではもらえず、レシートや保証書などともに申請しなければなりません。
 

 しかも来年の3月31日購入分までで、来年の4月30日までにエコポイント申請をしなければ

 なりません。


 グリーン家電に指定されているなかで、地デジ対応テレビがあるのに、地デジチューナーや

 地デジチューナー搭載のパソコンはエコポイントの対象から外れています。


 今回のエコポイント事業は、

 環境省(エコに関することですから入っているのが当然といえば当然なのかも)
 
 経済産業省(グリーン家電の購入を促進して経済を活性化させる目的も含んでいますからね~)

 総務省(総務省だけは地デジにしか関わりがなさそうですが、入っているんですね~)

 の三省の共同事業ですが、ベンマネが思うに申請が面倒だったり、交換商品に手数料が

 高い商品がある事はあまり言わないで、エコポイントというおまけで買い替え促進を図るなんて

 太郎ちゃんも解散総選挙を視野に入れた人気取り企画としては、インパクトが弱い気がする

 のですが・・・・・・


 グリーン家電該当商品で、ベンマネ家で期間内に買い替えしそうなのが13年使っている冷蔵庫。

 冷蔵庫も10年を過ぎればいつご臨終になってもおかしくはないのですが、なんとか頑張ってくれ

 ています。

 高額家電ですから、できる限り長持ちしてほしいですが、こればっかりはいつ壊れるか分かりません。

 でも、どうせなら、来年の3月初めくらいに壊れて、エコポイントを獲得するか、あと2年位頑張って

 くれないかなと思います。

 頼むから来年4月1日に壊れることだけは、勘弁してもらいたいですね~。