中国では当たり前のことなの?(北京出張その13)

ベンチャー企業のマネージャー

2008年11月07日 09:00

 

 外国へ行き、異文化に触れることは、良い意味でも悪い意味でも、

 多くの刺激になります。


 時に、日本では考えられないような場面に遭遇することもあり・・・・・





 今回の北京出張でのメインの仕事が国際学会での展示です。


 日本でも様々な業種の展示会などは頻繁に行われています。

 日本での展示会を見てみると、所謂来場者集めにビラ配りを

 したり、資金のある出展者でも派手な格好のコンパニオンを

 ブースの前面に出し、集客をするくらいのものです。


 中国の展示会は始めてですが、感性や文化の違いなのか、

 日本での集客の方法とは全く違います。

 その一例がこの写真です。
 

 ゲームセンターを撮影した訳ではありません。


 これは、中国に現地法人のある製薬会社のブースです。

 日本ではアーケードゲームで爆発的な人気を誇っている

 『太鼓の達人』です。

 ブースにゲーム機を持ち込み、来場者に遊ばせて来場者を

 増やしていました。


 その他にも、Wiiを持ち込んでゲームで遊ばせているブースも

 あれば、ダーツで遊ばせて賞品をプレゼントしているブースも

 あり、一番直接的なブースはポップコーンをその場で作り、配って

 いるブースもありました。


 今回の展示会は、医療機器と製薬メーカーの展示会です。日本なら

 ゲーム機をブースに持ち込む光景はまず見ません。

 兎に角来場者を集めて、そのうちの何%かにでも提案ができれば

 という趣旨なのかもしれません。


 国が変わればやり方も変わるというところでしょうか。


 ただ、太鼓の達人も日本版でしたから、初めて聴く日本の曲に

 合わせて太鼓を叩ける中国人はかなり少数でした・・・・・