北京から日本の情勢を知る(北京出張その10)
今回の北京出張で、日本を知ることが出来る手段というと、
ホテルで唯一日本語放送されているNHK総合でした。
それ以外は、中国の新聞にも北京で開かれた首脳会議に参加
していた、麻生総理の写真が載っていましたから・・・・・・・
ただ、もう一つ日本の情勢を如実に表していたのが、これ
日本円を中国元に換金した時に渡してくれる、証明書です。
これを保管しておき、帰国の際に中国元に換金した50%の範囲で
日本円に換金してもらえます。
今回の出張では、都合三度換金しましたが、1日目が1万円が666元
2日目が682元、4日目が717元と、日に日に換金率が良くなるでは
ありませんか!
これはつまり円高が進んだ証拠なんです。
初日と4日目では、51元(約700円)も違います。
北京に居ながらにして、急激な円高を体感し、不安を覚えました。
映画『ターミナル』のトム・ハンクスのように、日本の空港まで到着
したはいいけど、日本が無くなってしまい帰る国が無いのでは!
なんて、少し不安になりました。