今日の朝刊では、『北島 世界新で金メダル』の一面よりも、こちらの記事
のほうが、見ている時間は長かったんです。(非国民のようでスミマセン)
とうとう原油価格高騰の煽りがパソコン価格にまで影響を及ぼすことに
なったようです。
確かに、部品の多くを石油製品で作られているパソコンにとって、原油の
高騰は、部品価格の上昇に直結しているのは致しかたないと思います。
た・だ・し、本当に『適正』な価格でパソコンが販売されているのかは、とても
疑問です。
以前はNECのノートPCを使っており、その時(4年前)は必要のないソフトが
結構最初からインストールされていました。
ハガキ作成ソフトやゲームソフトなど。また、アプリケーションのバックアップ
領域には、本来そのグレードのパソコンにはインストールされないはずの
ソフトまで格納されていたりしました。
こういった不要なソフトが価格に全く転嫁されていないのであれば良いのですが、
そうではないでしょう。
一つ例に挙げると、パソコンを買ってきて初期設定をしていると、ウイルス駆逐ソフト
がプレインストールされていて、その設定もすることがあります。
6ヶ月程度の試用期間は無料(といっても多分パソコンの価格に入っています)で
使えて、初心者の方は重宝すると思います。しかし試用期間が過ぎると、期間延長
の為のキーの購入を勧める画面が毎回出てきて、脅迫観念に駆られて購入した
方も少なくないのではないでしょうか。
お金を払うから安心してしまいがちですが、このウイルス駆逐ソフトにしたって現在は
無償で出来の良いソフトが頒布されています。
私は『avast!』を使っていますが、個人利用の場合は年1回キーの更新をすれば、
無償で使えます。
今回は来月からNECがPCの値上げに踏み切るそうですが、ホームページ上でパソコン
を購入する場合NECもパソコンのカスタマイズが出来るようになっていますが、搭載される
部品だけじゃなくて、OSやドライバ以外のソフトも全てカスタマイズできるようになるか、
購入者のレベルによって、『お任せカスタマイズ』なんてできるようになると、買う人に
とって『適正』な価格になるんだと思います。