拝啓 福田康夫様
暫定税率の延長が成立せず、本日からガソリンの価格が下がり、私たち国民は
非常に助かっております。
ですが、今月中にも暫定税率について再可決を目論まれているとか・・・・・・・・・
なぜなのでしょうか?
道路を作るために必要な資金を揮発油税の暫定税率で賄おうとするのは理解できます。
ただ、本当に必要な道路だけを作る為にのみ使っていらっしゃるのでしょうか?
都市部は年度末になると、本当に必要なのかどうかが疑わしい道路工事もありませんか?
農村部の本当に必要な道路は後回しになっていませんか?
名古屋市では予定されていた歩道と中央分離帯の工事の入札も、暫定税率の期限切れで
延期になったとか・・・・
国民の一人として言わせていただきますが、暫定税率が掛からなくなり、ガソリンの価格が
安くなったのは嬉しいことではありますが、全然納得はしていません。
税金として吸い上げた『お金』の使いみちが不透明過ぎるんです。
年度末になると、「使い切ってしまえ!」と言わんばかりの道路工事があったり、社会
保険庁の無駄な施設建設、京都では服喪休暇不正取得などなど、公務員や官僚の方々
は私達が納める税金をどのように思っているのでしょうか。
一般家庭なら、収入が減れば収入にあった支出をし、どうしても支出しなければいけない
ことへ、その他のところから回します。
どうして国や自治体でそのような考え方ができないのでしょうか。
分配された予算は使い切らないと削減されてしまうという考え方がある以上、これからも
国や自治体の財政が上手く回ることはないんじゃないでしょうか。
必要なことに税金が投入されるなら、国民は納得します。
小泉純一郎さんは『痛みを伴う改革』をされてきましたが、国民は既に痛みに耐えかねて
います。
それでも、期限があるのなら良いのですが先の見えない痛みの中、少しだけ痛みを忘れ
られる、暫定税率の期限切れも今月一杯であなたはまた、国民に痛みを与えようとして
います。
政治家を選ぶのは国民ですが、私たちが選ぶ人を間違えたのでしょうか?
これ以上、日本という国に失望させないでください。
*今朝の新聞のコラムを読んで、ひとこと言いたくなってしまいました。
今日はエイプリルフールですが、マジメな話ですみません