2008年02月15日

追記:自律神経と睡眠

 

 先日の『自律神経と睡眠』に関してなのですが、今日の

 しましまさんの記事を読んでいて、書き忘れていたことを

 思い出しましたので、追記させていただきます。


 それは、『お酒と睡眠』の関係です。

 よく、『寝酒をしないと眠れない!』という方がいらっしゃいますが、

 迷信とまでは言いませんが、その方にとって寝つきがよくなるの

 かもしれませんが、眠りの深さは実は浅くなってしまっていることを

 今から図を使ってご説明して行きます。


 今からお見せするグラフは、心拍数から自律神経の働きをグラフ化

 しているものなのですが、ある二日間の私のデータです。

 二日間に渡っていますが、まず心拍数のグラフです。
 

 左から1日目~2日目と流れていきます。グレーのところは睡眠時間帯

 です。

 グラフの中央より左側の18:00を少し過ぎたところから、心拍数が

 右肩上がりになっているのが分かると思います。

 実はこの時、宴会がありしこたま飲んでおりました。

 最大心拍数は130を超えているのがわかるでしょうか。

 23時まで続いた宴会後、床に入る1時頃でも心拍数は100前後です。

 明け方までかけて緩やかに心拍数が下がってきているのも分かって

 いただけると思います。


 これを踏まえて、次は睡眠にとって重要な副交感神経のグラフです。
 

 左側のグレーのところが1日目の睡眠時間帯で右側のグレーのところ

 が2日目の睡眠時間帯なのですが、あきらかに違うのが分かると

 思います。

 左側の1日目の睡眠時間帯は一応日中よりも高くグラフが推移して

 います。これは睡眠中は副交感神経が活発に働き、睡眠の維持を

 していてくれるからです。

 それと比べて、右側の2日目は入眠直後は日中よりも低いくらいの

 値しか示しておらず、明け方に向けて徐々に副交感神経が活発化

 されています。

 この時の私自身の自覚としては、眠れていない訳ではなく、寝つき

 もいつもと変わらず、ただ疲れは抜けきっておらず、快適な目覚め

 とは程遠い起床でした。

 最後に交感神経のグラフですが、
 

 左側の1日目の睡眠時間帯のほうが、右側の2日目の睡眠時間帯

 より、あきらかに下がっているのが分かると思います。


 以上を総合すると、

 ①飲酒により心拍数が上昇する。

 ②すると、副交感神経の働きは抑制されてしまう。

 ③交感神経の働きは逆に活発化されてしまう。

 ④酔いが覚めるに従って、心拍数も下がり、副交感神経が
  活発化されてくる。

 これが睡眠中に起こりますので、とても深い睡眠とは言い難い

 状況です。

 

 これは、かなりの深酒でしたので大げさな例ですが、

 深酒=心拍数の上昇=副交感神経の抑制=睡眠の阻害

 適度な飲酒は緊張をほぐしてくれますが、できるだけ就寝前の

 飲酒は、避けたほうが賢明だと思います。
 
   

Posted by ベンチャー企業のマネージャー at 19:10Comments(6)心の健康

2008年02月15日

チョコ!

 

 昨日のバレンタインデーはカミさんと娘からの共同で

 チョコをもらいましたface02
  

 た・だ・し

 このチョコは、私が独り占めできるはずもなく、家族4人で

 分け合うことになります。(毎年そうなんですが・・・・・・)

   

Posted by ベンチャー企業のマネージャー at 09:08Comments(6)